仕事とプライベートを切り分けて考える人
世の中には仕事とプライベートを切り分けて考える人がいますよね。
仕事で知り合った人とは休日に会って遊んだりするどころか、
仕事終わりの飲みにすら1回も行ったことがない、といった人がボチボチいるような気がします。
※僕の勤め先のある人(勤続8年目)は、一度も忘年会に来たことがないそう。
その背景にはお金が絡んでるような気がして
「自分の時間やお金で会社の人と付き合いたくない」とかそんな感じの理由が多いのかな?
僕はプライベートの中に仕事があると考えているタイプの人間で
同僚と飲みに行くのはもちろん、休日にホームパーティ等に行くこともあります。

できるだけ会社の経費で精算できるようにもちろん努力はしますが、
経費が使えない場合は自費で行いますね。
新卒研修で学んだこと
新卒1年目の研修で「営業マンの研修を企画せよ」というお題がありました。
4人ずつのグループに分かれて、ディスカッションして、企画内容を発表する。
制限時間は3時間くらいでした。
僕たちの班は男女の恋愛をモチーフにして「異性を口説け!」という企画を作ったんですよね。
単に女の色気を使うとかではなく、「異性に言ってもらいたいこと」をどれだけ言えるか
という観点で口説くみたいな感じです。
プロフィールとシチュエーションを複数あるので、それらを選んでもらって
5分くらいコミュニケーションを取った後に告白をして、OKが出るかNGが出るか、みたいな。
コミュニケーション中は基本的に正直に答えることが前提とか色々細かいルールはあります。
※経験人数について聞かれたらちゃんと答えないとダメです。まぁ架空のプロフですが。(笑)
企画内容について、
それはそれで面白いものなので後日、日記にするとして…。
企画の発表後に社長から絶賛のコメントを貰ったんです。その中で一番印象に残ったコメントが
「堅苦しい仕事を日常にあるものに例えて考えることはとても大事です。なぜならビジネスは日常の中で成り立っているものだからです。」
というものでした。
コメントをした社長本人はもちろん、同じ班だったメンバーも覚えてないと思いますが
僕個人としては、すっと理解・納得できるコメントで、いまでも大切にしています。
学生以前の僕は仕事とプライベートを分けて考えるべきだと思っており、
会社の飲み会や同僚との休日のBBQなど、まとめサイトの意見等が後押しして「クソくらえ」と思ってましたが、
社長からのコメントについてじっくり考えてみた結果、手のひらを返すかのようにそれまでの考えを変え、
プライベートの中に仕事があると考えるようになりました。
女性に奢る・奢らないとかも?
それから、考えを発展させて、友達と映画や遊園地に行くようなノリで
月~金曜日の8:00~20:00くらいまで、単に仕事をするという予定が入っているだけ。
という風に考えるようになりましたね。(笑)
だから平日の昼間に予定が入ったときは
「仕事という遊びより楽しい予定が入ったから、その日は遊べないわ~」
とみたいな感じで普通に有給入れます。(笑)
また、お金に対する考え方というのも少し変化があってですね。
後輩や部下を持つようになると、奢ったりすることもありますが
それは「仕事だから」とか「先輩だから」とか、役割や立場を理由にすることはなくなって、
「仕事というプライベートを充実させるために」とか
「プライベートの人間関係(コミュニケーション?)を円滑にするために」とか
ちょっとした投資の意味合いを念頭に置いて奢るようになりました。
「世間の男性が女性に奢ることを嫌がっている」というのは、この辺にヒントがあるのかもしれませんね。
自分の意思ではどうしようもできない「立場」や「役割」をだけしか理由がない場合に「奢る」のがイヤなだけで
立場や役割の他に、その女性に対して「仲良くなりたい」とか「奢った後の笑顔が見たい(意味不)」とか
自分の意思でどうにかなる何らかの理由があれば、むしろ奢りたいっすね。
ちょっと話がそれてしまいましたが、
新卒1年目というのは上司や先輩からたくさんの教えをいただく貴重な1年間で学んだことが、
人生や仕事に対する考え方、モチベーションに大きく影響するんだなぁと思いました。